こんにちは、ほんパパです。
貫く力人生がすべて思い通りになっていく書評(序章~第2章)になります。
|
この本を選んだ理由
・表紙の写真が印象的だった
・2020年代にスーツでパリコレに出展した人の考え方が気になった
・とても魅力的なYouTubeの発信をしていた
続いて、著者プロフィールをご紹介します。
【著者プロフィール】
勝 友美
株式会社muse代表取締役
兵庫県宝塚出身。アパレルメーカーにてトップセールスを記録後、スタイリストとして海外ポータルサイトの新規事業立ち上げを経験し、オーダースーツ業界へ転身。2013年に独立し「Re.muse」を創業。2018年よりテーラー業界では日本人初となる3度のミラノコレクションへ出展。2023年にはパリコレクションへの出展を果たす。Re.museのスーツは着る人を自身で包む”ヴィクトリースーツ”と呼ばれ幅広いからの人気を博している。市場がない中でレディースオーダースーツのマーケット独自で切り開き牽引し、女性活躍の発展に貢献。女性起業家として業界の枠を越え多くの講演会やメディアへ出演をすると共に、自身の経験を基にYouTubeやオンラインサロンなどを通じ、夢を実現する人に向けた配信を精力的に行っている。
続いて、私の読みどころをご紹介します。
【私の読みどころ】
自己認識の違いが失敗体験を生み出す
「好き=得意」ではないし、「嫌い=苦手」ではないという事実です。p22
<ワーク①>幼いころの自分にインタビューする
歯を食いしばって、必死に貫いて、確かに達成者にはなれました。けれど、成功者になれなかったのは、自分が本当にやりたいことは何か、自分にとっての目標は何なのか、といった自己理解ができていなかったのです。p55
自分にとってのベンチマークをつくる
そのとき、そのときであなたにとって、最適なベンチマークを見つけることで、オリジナルの幸せ、オリジナルの成功を掴むヒントにしてください。p86
「好き=得意」ではないし、「嫌い=苦手」ではないという事実です。
年齢を重ねるごとに、実感が強まります。
順調に進んでいくので、得意なことが好きと勘違いしやすいですが、全くの別もの。
下手の横好きとはよくいったもので、きちんと自分の好きを理解しないと、貫く力を身につけることはできません。
歯を食いしばって、必死に貫いて、確かに達成者にはなれました。けれど、成功者になれなかったのは、自分が本当にやりたいことは何か、自分にとっての目標は何なのか、といった自己理解ができていなかったのです。
大変なことをやり切ることが、そのまま成功ではありません。
自分で成功を感じるためには、自分の真に望むものを見極めて、やり抜く必要があります。
そのとき、そのときであなたにとって、最適なベンチマークを見つけることで、オリジナルの幸せ、オリジナルの成功を掴むヒントにしてください。
ベンチマークはあくまで、通過点。
それをゴールにするのではなく、道標として、独自のゴールを目指す必要があります。
続いて、その他の読みどころをご紹介します。
【その他の私の読みどころ】
一昔前であれば、比較対象は半径数十メートルの人たちだけでした。けれど今では世界中の人たちがその対象になっていきます。p18
貫く力を発揮するには、まず自分を知るところからはじめる必要があります。p20
まずは自分のベースとなる部分を捉えることが先決です。そしてその後、一度できたトリセツに違和感が出たてきたら、放置をせずに、そのときどきの自分に合うものへとブラッシュアップをしていきましょう。p27
夢を見つけることよりも、夢が叶うまで自分を信じ続けることのほうがよほど難しいということです。p31
この章では、私がどうやって自分という人間を知っていったのか、その実体験をもとに霧を晴らす方法をお伝えしたいと思います。p38
イメージとしては、6歳以下。たとえば、本気で空を飛べると信じ、魔法使いにだってなれると思っていたころのあなたです。p45
Q:幼いころあなたが好きだったことや喜びを感じたこと、夢中になったことはなんですか?
Q:それが好きだった理由はなんですか?(5つ挙げてください)
p47
Q1:あなたが嫌だ、不快だと思うことは何ですか?10、できれば30
Q2:なぜそれを嫌だ、不快だと思うのですか?
p60
上司から出された指示は、あくまでその時点での最適解。それ以外のやり方を思いついたのであれば、時には思い切って試してみるのもありだと思います。p68
成功する人は自分を信じています。そのとき何も持っていなかったとしても、誰から何を言われたとしても、叶えたい目的から目を離すことなく、自分ならできると信じ、強烈な思いを持って行動するからこそ道が開けるのです。p74
つまり、多くの人は非合理なバカが好きだということです。p80
Q:あなたは自分がどうなると幸せだと思いますか?
p90
序章は、現代のSNSによる価値観の歪みに警鐘をならしながら、自分のことを正しく理解することの重要さを説明しています。
自分のベースを捉えるためのトリセツを作る必要性。
自己肯定感を高めるためには、自分ならできるという認知状態が有効であることなどが紹介されています。
第1章は、自分を知る方法について書かれています。
具体的には、幼いころ(6歳以下)の自分が好きだったこと、その理由を5つ程度掘り下げること。
自身の陸上部マネージャーキャプテンの辛さとそこから感じたこと。
今の自分に嫌いなことの問いかけ、その理由を考えることが記されています。
第2章は、行動することの大切さが説明されています。
具体的には、上司の指示はその時点での最適解であって、常に自分ごととして、仕事に取り組む重要性。
自分を信じて行動することが成功につながること。
全ての欲求が満たされた後に、やりたいと思えることこそ、自分が本当に望むものであることが記載されています。
続いて、目次をご紹介します。
ご参考にしてください。
【目次】
はじめに
序章 あなたは自分をどれくらい知っていますか?
衝動買いの「好き」をやめる
自己認識の違いが失敗体験を生み出す
自分のトリセツをつくる
その夢を叶えるために何を犠牲にできるか
自己効力感と自己肯定感
第1章 自分を知るためのインタビュー
霧が晴れれば迷いは消える
本当に大切なことは幼少期の自分が知っている
インタビューが過去の記憶を引き出す
出会いたくない自分を知る
<ワーク①>幼いころの自分にインタビューする
<ワーク②>今の自分が嫌なこと、不快だと思うことを書き出す
第2章 行動できるバカになれ
”当たり前”を取り払って考える
完璧を求めるよりも、行動できるバカになれ
5つの穴を3つの蓋で塞ぐことはできない
物事の本質を見極める
自分にとってのベンチマークをつくる
すべての条件をいったん外してみる
<ワーク③>どうなったら幸せか自分に聞く
いかがでしたか?
貫く力人生がすべて思い通りになっていく を購入してみたくなってきましたか?
明日は、第3章~第6章の書評を掲載予定です。
|
おすすめの本や紹介のリクエストなどはお待ちしています。
お問い合わせからご連絡ください。
続きがとても楽しみです〜
それでは!
コメント