残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する4

こんにちは、ほんパパです。 体調不良のため更新が遅くなり申し訳ございません。 残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する書評(第4章)になります。  
 

さっそく、私の読みどころをご紹介します。
【私の読みどころ】 2 オンラインのつながりはリアルのつながりより人を幸せにする? スウェーデンの子ども一万人以上を対象とした数十年にわたる研究でも、多くの場合、長期的な幸福と成功をもたらすのは好感度であることが明らかになった。p306 3 人間は、他人に必要とされないと生きていけない生き物 誰かが私たちを気にかけていることを示してくれるとき、「本来の」医療は、一段とその効果が増すということなのだ。p321 4 超個人主義に殺されないために アフリカの古い諺に、こんな言葉がある。「早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければ皆で行け」p357  
スウェーデンの子ども一万人以上を対象とした数十年にわたる研究でも、多くの場合、長期的な幸福と成功をもたらすのは好感度であることが明らかになった。 好感度と対比されるものが、地位や権力といった外発的な目標。 子ども時代ですでに、人との良好な関係が幸せになることが証明されています。   誰かが私たちを気にかけていることを示してくれるとき、「本来の」医療は、一段とその効果が増すということなのだ。 プラセボ効果は思い込みによる意思の力だと思っていました。 その根底にあるものが、自分の中の警報にあること。 手当という本当の意味を理解できました。   アフリカの古い諺に、こんな言葉がある。「早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければ皆で行け」 諺から大切なことを忘れずにしておくことができます。 一人の力はとても早いが、力の強さは皆と協力するときと比べると非常に弱い。 大きな結果は協力からしか生まれないということです。   続いて、その他の読みどころをご紹介します。 【その他の私の読みどころ】 私たちは自律性が大好きだが、それによって孤独になっているという指摘もある。p286 「良好な社会的関係は、人間の健康と寿命を予測するうえで、遺伝に次いで重要である」p288 孤独は、実際に一人でいるかどうかと関係がない。孤独とは主観的な感情だ。p292 人びとを調査すると、半数以上の人が、お金より地位のほうを選ぶ。p303 地位や権力、「外発的な目標」に注力することは、良い成果につながらなかったのだ。p304 テレビと同様に、私たちが対面での交流やコミュニティ活動に使うべき時間をテクノロジーに費やしていることだ。p310 テクノロジーもソーシャルメディアも悪ではないが、それらが本当のコミュニティの座を奪ってしまえば問題が生じる。p314 プラセボ効果はその逆だ。「誰かが私たちのことを気にかけてくれている。応援が来てくれた。私たちはもう安全だ」と体がいう。p324 私たちは嘘を見抜くのがとても苦手だ。ところがこの弱点こそが、集団的な強みなのだ。私たちのデフォルトは、たがいを信頼し合うこと。力を合わせて働くことだ。p330 所得層の異なるアメリカ人ニ〇〇〇人を調査したところ、裕福な層ほど賢くないことが判明した。p336 私たちには、コミュニティと孤独のバランスが必要だ。ところが今は、その両方が十分に得られていない。p344 奇病の話は嘘で、シンドロームKは実在しなかった。しかしはるかに重要なのは、それによって命を救われた人びとは実在したということだ。p352     第4章は、ひとは一人で生きていけるのかについて書かれています。 具体的には、27年間森にこもって生活したクリスの逸話。 孤独という概念は、個人主義とともに十九世紀に変化したこと。オンラインのつながりは、孤独に対する根本的な解決にならないこと。プラセボ効果の本当の意味が、体の警報の解除であること。ホモ・サピエンスの最大の強みが団結力であること。コミュニティの負担や義務が幸せをもたらす力につながることなどが書かれています。   続いて、目次をご紹介します。 ご参考にしてください。
【目次】 第4章 人はひとりでは生きていけない? 1 森の中で幸せに生きた男と、社会に生きいても孤独な人たち 2 オンラインのつながりはリアルより人を幸せにする? 3 人間は、他人に必要とされないと生きていけない生き物 4 超個人主義に殺されないために 何やら結論めいたもの おわりに 巻末 参考文献・翻訳文献
  いかがでしたか? 残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する を購入してみたくなってきましたか?  
 

おすすめの本や紹介のリクエストなどはお待ちしています。 お問い合わせからご連絡ください。   とても良い本でした。 エリック・バーカーさんありがとうございます。 次の本も楽しみです~

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