5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本3~5

こんにちは、ほんパパです。

5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本 書評(Day3~Day5)になります。

 

 

 

 

さっそく、私の読みどころをご紹介します。

【私の読みどころ】

metod.12哲学者ヘーゲルの「弁証法」で、ピンチをチャンスに変えよう

「意見」と「反対意見」を調整して、三角形の頂点に「高い次元の意見」を作る。p103

metod.16書くときも話すときも、40文字を意識しよう

メールで文章を書くときも、上司に報告するときも、40文字を意識して考えるといい。短く伝えるには、「40文字で書き、語る感覚」を身につけることなんだ。p133

method.24朝、その日の話題を仕込みまくろう

「旬の情報」を集めることなら簡単だろう。毎日、続けると説得力が増してくるよ。p183

 

「意見」と「反対意見」を調整して、三角形の頂点に「高い次元の意見」を作る

ヘーゲルの弁証法です。

この方法は、大人になるにつれ、苦手になっていきます。

人の意見を聞いて、あなたはどう考えますか?

会社では。みんなが意見を出し終えて、上司の考えが答えになることばかり。

これでは、高い次元の意見を考える機会がありません。

以前にキッザニアという子ども向けの職業体験施設に行ったとき、裁判所の仕事体験を見学しました。

その時、検事側の主張と弁護士側の主張という全く正反対の意見を出します。

その上で、陪審員の子ども達に、どっちの意見を支持してその理由を発表してもらうのです。

ここから、興味深かったのが、その他の意見も取り入れていたことです。

その時は、有罪でも無罪でもなく、みんな仲良くしようというその他の意見に満場一致となりました。

日頃から、自分の意見のみならず、相手の意見を取り入れて、高い次元を考える作業が重要です。

 

メールで文章を書くときも、上司に報告するときも、40文字を意識して考えるといい。短く伝えるには、「40文字で書き、語る感覚」を身につけることなんだ。

人に伝わる内容は40文字まで!

聞き手を意識することが重要です。

多く方は、上司に報告するときって、事前に何を伝えるべきか整理していると思います。

実際のには、報告の後に質問されて、きちんと内容が伝わったか不安になる場合もあります。

まずは、必ず理解してもらいたいことを40文字以内で作成してしっかり話すことが効果的です。

 

「旬の情報」を集めることなら簡単だろう。毎日、続けると説得力が増してくるよ。

最近は、新聞や朝のニュースも見ることがなくなり、旬の情報に触れる機会が減っています。

ネットニュースやYouTubeなどで、トレンドに詳しくなっても、信頼できる情報源ではありません。

信頼できる情報源としては、NHK、新聞、民放などが思いつきます。

いま一度、NHKから視聴していきたいと思います。

 

 

【その他の私の読みどころ】

原則は、「WHY」のほうは、バラバラと質問を変えずに、前の答え受けて、「『なぜそうなのか』『どうしてそう言えるのか』もっと深く答えてみよ!」と追い込んでいくこと。p099

擬人化すれば、相手との共通認識が生まれやくなる。難しい話も簡単に伝わる。p119

落としどころを決めて商談するから、「関西商法」は強い。p123

話の中に「動詞」をたくさん入れると、人の心を動かせるようになるよ。p139

「の」で対象をズームすることで、見るべきポイントがわかる。こちらが何を考えているかもしっかり伝わる。p150

会議でもプレゼンでも、「自分の主張」を通すのではなく、相手と「共感の物語」を一緒に紡いでいくようなものだ。p156

人は苦労話が好き。失敗や挫折を乗り越えた話に勇気づけられる。p166

数字は、聴覚よりも視覚に訴えたほうが納得度も高いんだ。p171

「感謝」「具体」「行動」をセットで書いたお礼メールを、速攻で打てるようになっておくといい。p187

和田先生の講義を終えた山崎大と版田ちひろさんは、どのように課題を解決しながら、準備を進めていったのでしょう。p190

 

Day3は、考えることの習慣づけが完了した脳に、考えを相手に伝えるための準備に関する手順が説明されています。

具体的には、「5つのWHYで、深く考え本質に迫る」「ヘーゲルの弁証法で、状況を客観的に整理する」「伝える相手を明確にすることで、話にリアリティをつける」「擬人化することで、ものやことをイメージしやすくする」「バックキャストで、全体を俯瞰し、早く活動できるようにする」です。

Day4は、考えを相手へ伝える準備をした後に、より良く理解してもらうための表現方法が紹介されています。

具体的には、「短い表現の規準」「人を動かす表現」「教科書的ではない表現」「要点の絞り込み方」「人を巻き込む伝え方」です。

Day5は、これまでの表現に説得力を持たせる方法が書かれています。

具体的には、「エピソードの活用法」「数字やデータの使い方」「話にリアリティを持たせる方法」「旬の情報で人の心をつかむ方法」と相手への感謝です。

続いて、目次をご紹介します。

ご参考にしてください。

【目次】

Day3 論理的に発想する力をつける

question.11 自分の発言に説得力を持たせるにはどうしたらいいですか?

method.11 物事の真意を知るために、「なぜ」を5回投げかけよう

question.12 思わぬ意見が出ると、すぐに頭が真っ白になってしまいます

method.12 哲学者ヘーゲルの「弁証法」で、ピンチをチャンスに変えよう

Day3 著者の解説1

question.13 聞き手・読み手が何を求めているかわかりません

method.13 伝える1人を決め、その人をすみずみまでイメージしよう

column. 版田ちひろとバーに行く

question.14 もっと相手にわかりやすく説明する方法はありますか?

method.14 擬人化することで、相手と共通のイメージを持つ工夫をしよう

question.15 なぜオチから考える必要があるんですか?

method.15 ゴールから考えて、見えていないところ明らかにしよう

Day3 著者の解説2

column. 出井洋一郎 雑談の秘密

Day4 真に伝わる表現力を磨く

question.16 相手にとってわかりやすい、覚えやすい伝え方を教えてください!

method.16 書くときも話すときも、40文字を意識しよう

question.17 人に動いてもらうには、どんなふうに伝えればいいでしょうか?

method.17 「動かしたい動き」を具体的にたくさん入れてみよう

question.18 ありきたりな表現になってメリハリがありません……

method.18 学校で習ってきた”常識”をいったん捨てよう

Day4 著者の解説1

question.19 「君の話はあいまいで具体性に欠ける」と言われてしまいます

method.19 望遠レンズでズームするように「伝えたいこと」に迫ってみよう

question.20 一体感を生み出すには、どうすればいいですか?

method.20 主語を「私たち」にして、相手の気持ちを引き込もう

Day4 著者の解説2

column 版田ちひろの褒め方

Day5 言葉に説得力を持たせる

question.21 聞き手・読み手を惹きつけるコツってありますか?

method.21 苦労や失敗談のネタを10個持とう

question.22 信憑性を高める「数字の使い方」を教えてください!

method.22 「あいまいな形容詞に代わる数字」、「『へえ~』という声が出る数字」だけを使おう

question.23 どうすれば話にリアリティを持たせることができますか?

method.23 メモ帳を持って街へ行こう

Day5 著者の解説1

question.24 「話しはじめ」でグッと人の心をつかみたいです

method.24 朝、その日の話題を仕込みまくろう

question.25 後味のよい終わり方にするには、どうすればいいですか?

method.25 「ありがとう」をいまの5倍使うようにしよう

Day5 著者の解説2

story.3 走れ、山崎大!

column. 和田重信先生への最後のメール

おわりに SNS時代だからこそ、忘れてはいけないこと

 

 

 

 

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とても良い本でした。

ひきたよしあきさんありがとうございます。

次の本も楽しみです~

それでは!

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