こんにちは、ほんパパです。
運動会で子どもの可愛い動画やかっこいい写真を撮りたいと思ってみるけど、上手くいかずに後悔した、なんてことありませんか?
普段、センスの良い動画や写真に触れる機会が少ないパパにとって、いきなり上手な撮影は難しい!
でもちょっとしたコツさえ知っていれば、上手に撮影できるんです。
今年こそは家族に喜んでもらえるような動画を撮りたいパパにおすすめの本をご紹介します。
|
この本をお薦めする理由
・サンプル動画で学べる
・大事な個所の写真が大きく、説明が理解しやすい
・読み心地の雰囲気が良い
本書では、33ページにも及ぶサンプル動画や操作方法が紹介されています。
本書単独でも、重要な部分の写真は大きく、文字での説明も丁寧に書かれています。
その上での数多くのサンプル動画は、著者の情熱を感じるとともに、理解を深めるために最適。
アウトプットしたときにも比較に使うことができ、初心者に活用しやすい構成となっています。
また、全体を通して淡い色合いや文字のフォントなどセンスの良い写真集を読んでいる感覚になり、読む際のストレスを感じさせません。
続いて、著者のプロフィールをご紹介します。
【著者プロフィール】
JEMMA(中川実咲)
1994年生まれ。大阪府出身。理系大学を卒業後ブライダル業界に3年勤めたのち、海外でワーキングホリデー中にVlogを発信したことをきっかけに動画制作に没頭。現在はフリーランスで企業とのタイアップやプロモーション映像の制作、専門学校や自治体等で動画制作のセミナー講師として活動中。自身のYouTubeチャンネル「JEMMA’s style/じぇますた。」では、スマホだけでできる動画制作のTipsをはじめ、映像作品や、機材レビュー等の発信をしている。2022年6月に登録者数が3万人を突破
〇YouTubeチャンネル「JEMMA’s style/じぇますた。」
〇Instagram
@jemma_misaki
〇Twitter
@jemma_misaki
続いて、私の読みどころをご紹介します。
【私の読みどころ】
Howto useこの本の流れ
二次元バーコードが掲載されているページでは、アクセスすると紙面で紹介している解説のお手本やサンプル動画を視聴することができます。p011
01動画編集は3Stepで簡単に
動画編集の基本は、「動画編集アプリに素材を読み込む」「いらないシーンをカットする」「テキストを入れる」というたった3つの工程を覚えるだけです。p018
03BGMを入れて世界観を作ろう!
BGMが動画よりも長い場合は、BGMの後ろを縮めて動画と同じ長さになるように調整します。ただ、そうするとBGMが中途半端なタイミングでブチっと切れてしまうので、ラストシーンで徐々にボリュームが小さくなる「フェードアウト」の設定がオススメです。p033
06テロップ下にカラー画像を入れて画像をおしゃれに
テロップ(テキスト)の下にカラー画像を敷くと、デザインの幅がぐんと広がります。テロップが読みにくい時は視認性を上げる効果もあり、一石二鳥。p092
17早送りにして時間経過を伝える
早送りにして3〜10秒程度になるように速度を調整するとちょうどよく、10秒以上だと演出というよりただ早送りしているだけに見えるので注意しましょう。p126
Column03Instagramのリールなど縦動画を作るポイント
テキストはなるべく中央付近に配置しましょう。p146
二次元バーコードが掲載されているページでは、アクセスすると紙面で紹介している解説のお手本やサンプル動画を視聴することができます。
この本の最大の魅力がこの動画です。
文字での説明だけだとイメージが湧きづらい。
YouTubeの動画を見るだけだと、網羅的に学べない。
それぞれの欠点を補い合って、すぐに動画編集の基礎をみにつけさことができます。
しかも、お手本やサンプルは●個もあり、少しずつ実践していく際の助けになります。
動画編集の基本は、「動画編集アプリに素材を読み込む」「いらないシーンをカットする」「テキストを入れる」というたった3つの工程を覚えるだけです。
動画編集というと、いろいろな作業を思い浮かべがちです。
例えば、「企画・撮影・シーンカット・繋ぎ合わせ・テロップ・BGM・サムネイル」。
それぞれの作業の名前は違いますが、覚える3つの工程をいかに使うかです。
3つの工程だけ習得すると思えば、気持ちが軽くなります。
BGMが動画よりも長い場合は、BGMの後ろを縮めて動画と同じ長さになるように調整します。ただ、そうするとBGMが中途半端なタイミングでブチっと切れてしまうので、ラストシーンで徐々にボリュームが小さくなる「フェードアウト」の設定がオススメです。
BGMの音量まで意識することはあまりないと思います。
動画編集の機会が多い方では当たり前のテクニック。
それでも初心者にとっては教わらないと気づきません。
このような動画編集の知識がない人のためのテクニックが至るところで紹介されています。
テロップ(テキスト)の下にカラー画像を敷くと、デザインの幅がぐんと広がります。テロップが読みにくい時は視認性を上げる効果もあり、一石二鳥。
雰囲気の良い動画を見た時に、たまには目にしていたのかもしれません。
わかりやすくしすぎると雰囲気が疎かになる。
センスの良さと両立するテクニックを思いつくことが難しいので、大変参考になります。
早送りにして3〜10秒程度になるように速度を調整するとちょうどよく、10秒以上だと演出というよりただ早送りしているだけに見えるので注意しましょう。
早送り画像を作るときに、全体の構成を優先してしまいます。
10秒以上の早送りの見え方など知っておかないと、編集後に再度構成を作り直さなければなりません。
テキストはなるべく中央付近に配置しましょう。
これも事前に知っておきたいテクニックです。
なんとか動画編集を完了したと思って、いざ完成した動画を見て愕然!
そんなことにならないためにも、注意すべき点です。
続いて、その他の読みどころをご紹介します。
【その他の私の読みどころ】
おしゃれなカフェの動画をプレゼントp012
15〜30秒程度の短い動画の場合なら、ワンカットを3〜5秒程度にするとテンポの良い動画に仕上がります。p023
トランジション(動画のカットとカットの切り替わり部分に加える効果)を取り入れると上級者っぽく見えるので多用しがちですが、うるさい動画になるのでアクセント程度に取り入れましょう。p040
写真でコラージュ風にしたい時はPicsart p046※有料プランがでるけど、無料でできます。
同じシーンでも、引きの映像の次には寄りの映像、といった流れで並べると動画に緩急が生まれ、見ていて飽きない構成になります。常に寄りと引きを万遍なく撮っておくことを忘れずに。p057
机の上に並んだアイテムの撮影でオススメ。スマホを机と平行になるように構え、次に真上からスマホを時計回りに回転させながら徐々に下げて撮影します。p063
前ボケは画面の4分の1から3分の1を占める程度にするとバランスが良いです。p069
動画にタイトルを入れる場合、同じ場所に固定して表示するよりも、少し動きをつけたほうが注目されやすくなります。p082
ワイプの形は、サークルや長方形のほかに、ハートや星形などもあります。p096
画面収録アイコンをタップすると、3秒後に収録がスタートします。p113
テキストの「アニメーション」を使うことで、簡単にテキストを下から上へとスクロールする効果をつけることができます。p118
「CapCut」は動画を編集しながら音声を録音できるので、1つのアプリでナレーション入れを完結できます。p138
料理動画の場合は、食材を切る音や、炒める音、沸騰する音など、自然な作業音を入れましょう。p151
長回しした動画そのままでは、変化に乏しく視聴者は飽きてしまいます。解説内容がイメージしやすいよう、別撮りした補足動画や写真を編集で重ねて、画面に変化を作りましょう。p159
まず序章でサンプル動画の使い方など本の全体的な説明があります。
Chapter1では、動画編集とは何か。基本的なテクニックと動画を書き出し(データ保存)するまでの一連の流れを説明しています。
動画編集の基本的なテクニックとして、いらない部分のカット、テキスト配置、BGMの入れ方などのコツが紹介されています。
また、動画の雰囲気を変える方法として、フィルター(全体のイメージ変更)、明るさによる効果、トランジション(画面切り替わりの演出)も紹介があります。
Chapter2では、iphoneを使って動画撮影する際に必要な撮影方法のテクニックが紹介されています。
具体的には、事前の設定で準備するべき項目。構成上必要となる動画や全体的な割合。動画への緩急の付け方。撮影アングルによる効果の違い。対象物の特性に合わせて、撮影者が動くことと動かないことによる映像の変化。ピントを使った演出テクニック(前ボケ・ピント変更)。
など詳しく記されています。
Chapter3では、演出テクニックの応用編として様々なテロップ入れ方。動画の枠やワイプといった方法が紹介されています。
早送りやモザイクかける方法など多岐にわたっており、視聴しているだけでは気づくことができない「プロのテクニック」を学ぶことができます。
何度も読み返すことになるChapterです。
Chapter4では、これまでのテクニックをジャンルごとの相性よさを説明しています。
動画として残す際に意識するべき点や撮影の小技も紹介されています。
続いて、目次をご紹介します。
ご参考にしてください。
【目次】
はじめに
How to ues
Chapter1 最初に覚えておきたい動画編集のキホン
Lesson01 動画編集は3Stepで簡単に
Lesson02 テキストをセンス良く入れるコツ
Lesson03 BGMを入れて世界観を作ろう
Lesson04 「フィルター」でサッと雰囲気良く仕上げる
Lesson05 明るさを整えて見やすい映像に
Lesson06 繋ぎ目にはトランジションでアクセントを
Lesson07 作った動画を書き出してみよう
Column01 サムネイルを作るのにオススメのアプリ
Chapter2 撮影経験がなくても大丈夫!スマホカメラでセンス良く撮影するコツ
Lesson01 撮影前に確認しておきたいiPhoneの設定
Lesson02 撮影する時はココをチェック!
Lesson03 明るい時間帯・場所で撮影する
Lesson04 「導入」「メイン」「締め」3つの場面を意識して撮影を!
Lesson05 「寄り」と「引き」覚える距離感は2つだけ
Lesson06 距離感の次はアングルを変えてみる
Lesson07 「動かないもの」はこちらが動いて躍動感を!
Lesson08 「動くもの」は動かず撮影し自然な印象に
Lesson09 手前にボケを入れて一眼カメラのように
Lesson010 撮影しながらピント位置を移動して主役を変える
Lesson011 何気ない日常から素敵なワンシーンを探そう
Lesson012 かっこよく動画を繋げる撮影テクニック
Lesson013 三脚・ジンバル・マイクを使ってもっとプロっぽく!
Column02 フリーフォントを使ってもっとおしゃれに
Chapter3 まるでプロみたい!スマホ1台でできる演出テクニック
Technique01 テキストを上から下へ動かす
Technique02 BGMの音量を徐々に変える
Technique03 映像を徐々にズームする
Technique04 背景をぼかして余白を埋める
Technique05 背景に色を敷いておしゃれな枠を
Technique06 テロップ下にカラー画像を入れておしゃれに
Technique07 画面にワイプを入れて番組風に
Technique08 複数のシーンを同時に並べて映す
Technique09 手書き文字でオリジナリティーをアップ
Technique10 文字がくり抜かれたおしゃれなタイトル
Technique11 動きに合わせて徐々に現れるテキスト
Technique12 カタカタと打ち込まれる!タイピング風テロップ
Technique13 黒帯をつけて映画のように
Technique14 エンドロールで動画を締めくくる
Technique15 幻想的に仕上げるソフトライト加工
Technique16 スローモーションで非日常感を演出
Technique17 早送りして時間経過を伝える
Technique18 映像のスピードに緩急をつける
Technique19 映像の中で写真を撮った風
Technique20 瞳の中の世界に入り込む
Technique21 動画にナレーションを入れる
Technique22 「VTA」で動くものにモザイクをかける
Technique23 「Premiere Rush」で音を調整する
Technique24 横位置の動画を自動的に縦位置に
Column03 Instagramのリールなど縦動画を作るポイント
Chapter4 旅行・暮らし・ペットなどジャンル別の動画レシピ
Lesson01 ラフに撮影したい旅行・お出かけVlog
Lesson02 料理・暮らし動画は時間の流れを意識する
Lesson03 リアルな日常の風景モーニングルーティン
Lesson04 ペット動画は高さを下げて目線を合わせる
Lesson05 魅力を最大限に伝える!商品の紹介・宣伝
Lesson06 解説・説明の動画はカメラ目線で長回し
いかがでしたか?
誰でもおしゃれにプロっぽくスマホ1台で動画制作はじめます! を購入してみたくなってきましたか?
明日は、きちんと伝わる!センスのよい文章の書き方の書評を掲載予定です。
|
おすすめの本や紹介のリクエストなどはお待ちしています。
お問い合わせからご連絡ください。
とても良い本でした。
JEMMAさんありがとうございます。
次の本も楽しみです~
それでは!
コメント