こんにちは、ほんパパです。
雑談の上手い人が、会話しているのは聞いてるのは楽しい。
いざ、自分が話し始めると、変な空気になってしまう。
プライベートでも仕事でも会話って大事なことです。
自分がみんなと楽しく話すためのやり方がわからない…。
原因は、脳が怠け者であることなんです!
口下手の改善におすすめの本をご紹介します。
5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本です。
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この本をお薦めする理由
・25個ものテクニックが紹介されていて、すぐに実践できる。
・ストーリー形式のため、客観視が可能。
・悩みごとに改善策が明確なので、必要なことだけ取り入れることができる。
この本は、山崎大という主人公が口下手で悩み。
広告会社に勤める和田先生に5日間での改善方法を学ぶストーリー形式になっています。
一般的な自己啓発本では、自分視点になって、理解の妨げとなる感情が入りづらくなってしまう。
この本では、主人公の悩みを客観的に捉えることができます。
また、実際にすぐ行動に移せる25個ものテクニックが紹介されているので、自分に合うものから試していくます。
主人公の悩みは、社会人にとってよくある内容。
シーンごとの原因と対策が明確なので、必要なところだけ吸収することができます。
続いて、著者のプロフィールをご紹介します。
【著者プロフィール】
ひきたよしあき
博報堂スピーチライター・クリエイティブプロデューサー。1984年、早稲田大学法学部卒。学生時代より『早稲田文学』学生編集委員を務め、NHK「クイズ面白ゼミナール」では鈴木健二氏に師事し、クイズ制作で活躍。博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして、数々のCMを手がける。現在は、政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、ズバ抜けた文才に、多くのエグゼクティブからの指名が殺到している。
また、明治大学をはじめ、多くの大学の講義では「就職後まで役立つ」「一生ものの考える力が身につく」と学生からも支持を集める。「朝日小学生新聞」ではコラム”大勢の中のあなたへ”を寄稿。日本語の素晴らしさ、コミュニケーションの重要性を様々な角度からアプローチし、広い世代に伝えている。
著書に『大勢の中のあなたへ』『ひきたよしあきの親塾』(ともに朝日小学生新聞社『短くても伝わる文章のコツ』(かんき出版)などがある。
続いて、私の読みどころをご紹介します。
【私の読みどころ】
method.5なにかを得たら、3つ以外は捨ててしまおう
会議の内容を3つに絞って、それを暗記する。p052
method.9「〇〇という考え方」で仮説を立ててみよう
『◯◯という考え方』と最後につけると、だんだんと仮説を立てて語れるようになる。p076
method.10「ひとりブレスト」脳みそに嵐を巻き起こそう
批判を気にせず、常識も前提も無視して、量を考える。スマホで検索し、いい情報があったらそれも書き込む。「こんなアイデア、つまらないなぁ」と否定することなくどんどん紙に書き出す。p082
metod.12哲学者ヘーゲルの「弁証法」で、ピンチをチャンスに変えよう
「意見」と「反対意見」を調整して、三角形の頂点に「高い次元の意見」を作る。p103
metod.16書くときも話すときも、40文字を意識しよう
メールで文章を書くときも、上司に報告するときも、40文字を意識して考えるといい。短く伝えるには、「40文字で書き、語る感覚」を身につけることなんだ。p133
method.24朝、その日の話題を仕込みまくろう
「旬の情報」を集めることなら簡単だろう。毎日、続けると説得力が増してくるよ。p183
会議の内容を3つに絞って、それを暗記する。
重要なことを覚えるときに役立つ方法です。振り返ると、全てを理解しようとすると結果、何も身につけることができない経験が多い。
打ち合わせや研修でも、とにかく気になったことはメモしておいて、覚えるときに3つに絞る方法が活用できそうです。
『◯◯という考え方』と最後につけると、だんだんと仮説を立てて語れるようになる。
例えば、私は口下手である。だと感想になってしまう。
私は口下手であるという考え方に変えることで、客観的な思考のできる画期的な方法です。
批判を気にせず、常識も前提も無視して、量を考える。スマホで検索し、いい情報があったらそれも書き込む。「こんなアイデア、つまらないなぁ」と否定することなくどんどん紙に書き出す。
アイデアを考えるときは、質を重視しがちです。
思考をまとめようと、結論に近いものだけ残してしまうことが多い。
しかし、このやり方では、考え方の幅が狭くなって、結果、結論に辿り着けないことがよくあります。
まず量を準備してから、ゴールに向かうことが、結局は近道になるのです。
「意見」と「反対意見」を調整して、三角形の頂点に「高い次元の意見」を作る。
ヘーゲルの弁証法です。
この方法は、大人になるにつれ、苦手になっていきます。
人の意見を聞いて、あなたはどう考えますか?
会社では。みんなが意見を出し終えて、上司の考えが答えになることばかり。
これでは、高い次元の意見を考える機会がありません。
以前にキッザニアという子ども向けの職業体験施設に行ったとき、裁判所の仕事体験を見学しました。
その時、検事側の主張と弁護士側の主張という全く正反対の意見を出します。
その上で、陪審員の子ども達に、どっちの意見を支持してその理由を発表してもらうのです。
ここから、興味深かったのが、その他の意見も取り入れていたことです。
その時は、有罪でも無罪でもなく、みんな仲良くしようというその他の意見に満場一致となりました。
日頃から、自分の意見のみならず、相手の意見を取り入れて、高い次元を考える作業が重要です。
メールで文章を書くときも、上司に報告するときも、40文字を意識して考えるといい。短く伝えるには、「40文字で書き、語る感覚」を身につけることなんだ。
人に伝わる内容は40文字まで!
聞き手を意識することが重要です。
多く方は、上司に報告するときって、事前に何を伝えるべきか整理していると思います。
実際のには、報告の後に質問されて、きちんと内容が伝わったか不安になる場合もあります。
まずは、必ず理解してもらいたいことを40文字以内で作成してしっかり話すことが効果的です。
「旬の情報」を集めることなら簡単だろう。毎日、続けると説得力が増してくるよ。
最近は、新聞や朝のニュースも見ることがなくなり、旬の情報に触れる機会が減っています。
ネットニュースやYouTubeなどで、トレンドに詳しくなっても、信頼できる情報源ではありません。
信頼できる情報源としては、NHK、新聞、民放などが思いつきます。
いま一度、NHKから視聴していきたいと思います。
続いて、その他の読みどころをご紹介します。
【その他の私の読みどころ】
はじめに
ビジネスの現場では、考えていることをアウトプットできなければ評価されることはありません。
この本では、皆さんと同様「言葉にできないコンプレックス」に悩む山崎大を主人公に、広告会社に勤める和田先生とのメールでのやりとりで、ストーリーが展開していきます。
“言葉を行動に移す“これも大事な学びだからね。p024
「30秒で、売れている小説家の名前を10人言う」なんでもいい。短い時間の中で、ものの名前がパッと浮かぶ訓練を繰り返すんだ。p031
みかんを食べた感想を「おいしい」で済ませるのではなく、なぜおいしく感じるのか、どうおいしいのか、食べたことで、自分はどんな気持ちになったのか、などを考えて言葉にしていく。p036
暗記ってものは、「人に教えよう」と思ったときに威力を発揮するんだよ。p046
「30秒で10個の単語を思い出す」「形容詞を使わずに語る」「目の前のものを実況中継する」という言葉を思い出すテクニック。さらに「教えるように暗記する」「3つの単語に要約する」という言葉を暗記する方法 p055
「あの人だったらこう考えるだろう」で視野がグンと広がるp062
脳の出した命令を自分で復唱しながら動く。こうしておけば、「〜なので、〜した」と考え、それを即座に語るクセが身につく。p066
センスのいい人の多くは、制約条件の設定がうまい人なんだ。p070
33案出せば、アイデアの神さまが降りてくるp087
原則は、「WHY」のほうは、バラバラと質問を変えずに、前の答え受けて、「『なぜそうなのか』『どうしてそう言えるのか』もっと深く答えてみよ!」と追い込んでいくこと。p099
擬人化すれば、相手との共通認識が生まれやくなる。難しい話も簡単に伝わる。p119
落としどころを決めて商談するから、「関西商法」は強い。p123
話の中に「動詞」をたくさん入れると、人の心を動かせるようになるよ。p139
「の」で対象をズームすることで、見るべきポイントがわかる。こちらが何を考えているかもしっかり伝わる。p150
会議でもプレゼンでも、「自分の主張」を通すのではなく、相手と「共感の物語」を一緒に紡いでいくようなものだ。p156
人は苦労話が好き。失敗や挫折を乗り越えた話に勇気づけられる。p166
数字は、聴覚よりも視覚に訴えたほうが納得度も高いんだ。p171
「感謝」「具体」「行動」をセットで書いたお礼メールを、速攻で打てるようになっておくといい。p187
和田先生の講義を終えた山崎大と版田ちひろさんは、どのように課題を解決しながら、準備を進めていったのでしょう。p190
Day1は、怠け者である脳を刺激するテクニックが紹介されています。
具体的な方法としては、
「30秒で10個の単語を思い出す」「形容詞を使わずに語る」「目の前のものを実況中継する」「教えるように暗記する」
「3つの単語に要約する」です。
Day2は、Day1で活性化した脳に考える習慣を身につける方法が書かれています。
具体的には、
「人の頭で考える」「自分の行動の理由を声に出す」「考えに制約をつける」「◯◯という考え方を連発する」「思いつきや情報を33案書き出す」です。
Day3は、考えることの習慣づけが完了した脳に、考えを相手に伝えるための準備に関する手順が説明されています。
具体的には、「5つのWHYで、深く考え本質に迫る」「ヘーゲルの弁証法で、状況を客観的に整理する」「伝える相手を明確にすることで、話にリアリティをつける」「擬人化することで、ものやことをイメージしやすくする」「バックキャストで、全体を俯瞰し、早く活動できるようにする」です。
Day4は、考えを相手へ伝える準備をした後に、より良く理解してもらうための表現方法が紹介されています。
具体的には、「短い表現の規準」「人を動かす表現」「教科書的ではない表現」「要点の絞り込み方」「人を巻き込む伝え方」です。
Day5は、これまでの表現に説得力を持たせる方法が書かれています。
具体的には、「エピソードの活用法」「数字やデータの使い方」「話にリアリティを持たせる方法」「旬の情報で人の心をつかむ方法」と相手への感謝です。
続いて、目次をご紹介します。
ご参考にしてください。
【目次】
はじめに 「思いを言葉にする力」、持っていますか?
story1 山崎大が「言葉の力」を身につける前夜
主な登場人物
Day1 頭の中にあるものを知る
question.1 思ったことがパッと言葉になりません
method.1 30秒で、ものの名前を10個言ってみよう
question.2 なんでも「やばい」「すごい」「おもしろい」で片づけてしまいます
method.2 形容詞をいったん自分の中から消そう
question.3 単語(点)は浮かぶけど、文章(線)にならないのですが……
method.3 電車の外の風景を、そのまま実況中継しよう
Day1 著者の解説1
question.4 そもそもボキャブラリーが、圧倒的に少ないんです
method.4 覚えた言葉を、「鏡の中の自分」に語りかけよう
question.5 必要なことだけを、効率的に覚える方法ってありますか?
method.5 なにかを得たら、3つ以外は捨ててしまおう
Day1 著者のの解説2
Day2 考える習慣をつける
question.6 「それはひとりよがりの考え方だ」ってよく言われます
method.6 「人の頭で考える」クセをつけよう
question.7 「なぜ?」と聞かれると、思わず戸惑ってしまいます……
method.7 日頃のなにげない行動ひとつにも、理由づけしてみよう
question.8 話していると、自分でも何を伝えたいのかわからなくなりがちです
method.8 「〇〇しばり」で要点を明確にして、頭の中を整理しよう
Day2 著者の解説1
question.9 「君の発言は、オリジナリティーがない」と言われました……
method.9 「〇〇という考え方」で仮説を立ててみよう
question.10 考えているつもりなのに、アイデアが浮かばないんです
method.10 「ひとりブレスト」で脳みそに嵐を巻き起こそう
Day2 著者の解説2
story2 「おい、山崎、新作ヨーグルトの社長原稿を書け!」
Day3 論理的に発想する力をつける
question.11 自分の発言に説得力を持たせるにはどうしたらいいですか?
method.11 物事の真意を知るために、「なぜ」を5回投げかけよう
question.12 思わぬ意見が出ると、すぐに頭が真っ白になってしまいます
method.12 哲学者ヘーゲルの「弁証法」で、ピンチをチャンスに変えよう
Day3 著者の解説1
question.13 聞き手・読み手が何を求めているかわかりません
method.13 伝える1人を決め、その人をすみずみまでイメージしよう
column. 版田ちひろとバーに行く
question.14 もっと相手にわかりやすく説明する方法はありますか?
method.14 擬人化することで、相手と共通のイメージを持つ工夫をしよう
question.15 なぜオチから考える必要があるんですか?
method.15 ゴールから考えて、見えていないところ明らかにしよう
Day3 著者の解説2
column. 出井洋一郎 雑談の秘密
Day4 真に伝わる表現力を磨く
question.16 相手にとってわかりやすい、覚えやすい伝え方を教えてください!
method.16 書くときも話すときも、40文字を意識しよう
question.17 人に動いてもらうには、どんなふうに伝えればいいでしょうか?
method.17 「動かしたい動き」を具体的にたくさん入れてみよう
question.18 ありきたりな表現になってメリハリがありません……
method.18 学校で習ってきた”常識”をいったん捨てよう
Day4 著者の解説1
question.19 「君の話はあいまいで具体性に欠ける」と言われてしまいます
method.19 望遠レンズでズームするように「伝えたいこと」に迫ってみよう
question.20 一体感を生み出すには、どうすればいいですか?
method.20 主語を「私たち」にして、相手の気持ちを引き込もう
Day4 著者の解説2
column 版田ちひろの褒め方
Day5 言葉に説得力を持たせる
question.21 聞き手・読み手を惹きつけるコツってありますか?
method.21 苦労や失敗談のネタを10個持とう
question.22 信憑性を高める「数字の使い方」を教えてください!
method.22 「あいまいな形容詞に代わる数字」、「『へえ~』という声が出る数字」だけを使おう
question.23 どうすれば話にリアリティを持たせることができますか?
method.23 メモ帳を持って街へ行こう
Day5 著者の解説1
question.24 「話しはじめ」でグッと人の心をつかみたいです
method.24 朝、その日の話題を仕込みまくろう
question.25 後味のよい終わり方にするには、どうすればいいですか?
method.25 「ありがとう」をいまの5倍使うようにしよう
Day5 著者の解説2
story.3 走れ、山崎大!
column. 和田重信先生への最後のメール
おわりに SNS時代だからこそ、忘れてはいけないこと
いかがでしたか?
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明日は、きみのお金は誰のための書評を掲載予定です。
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とても良い本でした。
ひきたよしあきさんありがとうございます。
次の本も楽しみです~
それでは!
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