こんにちは、ほんパパです。
きちんと伝わる!センスのよい文章の書き方 書評(第4章~第7章)になります。
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さっそく、私の読みどころをご紹介します。
【私の読みどころ】
02書く力は読む力
モニターを見つめているときの”書き手”の視点が、プリントアウトを読むことによって“読み手“の方向へと近づくのです。p096
03アタマの中の日本語データベース「ことばの森」を育てる
朝刊コラムの書き写しは、「ことばの森」を育てる確実で手軽な方法。p103
04広く伝えたいときこそ、特定の「1人」に向けて書く
①特定の「誰か」をイメージできる写真などを準備する。
②その「誰か」に向けて、最も分かりやすく伝えるイメージで、語りかけるように書く。p124
モニターを見つめているときの”書き手”の視点が、プリントアウトを読むことによって“読み手“の方向へと近づくのです。
プリントアウト=客観視。
納得の説明です。
私自身、何かのチェックをするときはプリントアウトすることが多いですが、その有効性が読み手の視点にあったと理解できました。
ブログ記事を書くときに大切なことは、読み手に向けた文書を書くこと見かけます。
しかし、この読み手視点での具体的な説明は少なく、腑に落ちる説明に出会うことができました。
朝刊コラムの書き写しは、「ことばの森」を育てる確実で手軽な方法。
多くの記事の執筆において直面する、語彙力不足解消の効果的な方法です。
ことばの森(語彙力)を育てるため、実際に新しい言葉やフレーズを使っている文書に数多く触れる必要があります。
朝刊コラムは、プロ集団である新聞社によって作成されていて、質の高い記事。
一般的なブログより数多くの人に読まれており、日経新聞の購読者は234万人(2024年6月現在)もいます。
①特定の「誰か」をイメージできる写真などを準備する。
②その「誰か」に向けて、最も分かりやすく伝えるイメージで、語りかけるように書く。
記事執筆におけるペルソナ(ペルソナ)設定の特効薬となります。マーケティングやブログ、SNSの収益化といった本では、ペルソナ(読者)の具体化が推奨されています。
しかし、説明は抽象的な手順が多く、再現性が低い。
身近な人の写真を使えば、誰でもすぐに実践することができます。
続いて、その他の読みどころをご紹介します。
【第4章~第7章のその他の私の読みどころ】
「この書き方で伝わるかな」と、常に相手の立場に立って読み返し、確認しながら進めるのです。p079
「すごい」「高性能」などと書くより、数字を使った具体的な内容のほうが雄弁。p087
読まれる(=読んでいただく)ためには、相手への配慮や工夫が必要になるのです。p112
文章の方向が定まらず暗礁に乗り上げそうになったら、「相手は?」「目的は?」と再確認してみてください。何を書くべきか、その「内容」がハッキリと浮かび上がってくるはずです。p123
「一文を短く」や「重複を省く」などを使って、“優良なパーツ“を作ったら、組み立てはPREP法p141
最初から完成を目指さず、まずはキーワードを選んで並べてみる。p145
書きとめたメモ、録音データなどから、文書を作成する際にポイントなるキーワードを選び出し、自分宛にメールを送っておくのです。これだけで、後の作業が心地よくはかどります!p153
第4章は、読み手と書き手の間にズレの生じやすい事例が説明されています。
抽象的表現の使い方。オリジナリティーの重要性。客観的な事実によっての感情や印象の表現方法が紹介されています。
第5章は、文章を書く時に言葉や表現が思いつかい方の対策として、「言葉・フレーズ貯金」の殖やし方が記されています。
定番の組み合わせであるフレーズを蓄えることによる、執筆速度の向上。朝刊コラムの書き写しによる「ことばの森」の育て方や継続のコツ。
第6章は、読まれることが前提ではなくなった社会人の文章を読んでもらうためのテクニックが説明されています。
読まれるための条件として、タイトルの簡潔さ、情報フォローに大切さ。
読み手を身近な人として、その行動パターンまで含めた具体的なイメージを持って書く方法を伝えています。
第7章は、悩み別の速く執筆する方法が紹介されています。
書く内容を考えることに時間がかかってしまう場合は、「PREP法」の活用法。
大事な作業である直すことの効果を説明しています。
また、言葉や言い回しを見つけることが難しい場合には、使える言葉の増やし方の紹介があります。
最後に、文書を書くための8つの小ネタを提案しています。
続いて、目次をご紹介します。
ご参考にしてください。
【目次】
第4章 読みやすく、分かりやすい文章を書く技術③―「自分勝手」を解決する
01 盛り上がるでは何も伝わらない
02 自分の常識は、相手の”非”常識
03 「美しい」と書かずに、「美しい」と感じさせるには?
04 具体的な「数字」を味方につける
Column04 迷わず「読点」打つヒント
第5章 やったモノ勝ち!「言葉・フレーズ貯金」を増やす方法
01 「言葉・フレーズ貯金」はなぜ必要か?
02 書く力は読む力
03 アタマの中の日本語データベース「ことばの森」を育てる
04 インタビュー;「ことばの森」を育てて変わったこと
Colmun05 温かみのある文章を書く、たったひとつの方法
第6章 「読みたくなる文章」はこうして書く
01 「これが読みたかった!」と言われる条件
02 遠距離恋愛ラブレターをイメージする
03 相手→目的→内容の法則を使いこなす
04 広く伝えたいときこそ、特定の「1人」に向けて書く
05 上司、お客様の行動パターンを把握しよう
Column06 カメラを買うと、なぜ「散歩」したくなるのか?
第7章 ”お悩み別”速く書くための5つの視点
01 どこに時間がかかているのかを突きとめよう
02 書く内容が整理できない人へ―論理的な説明手法「PERP法」で文章が”加速”する!
03 最初からうまく書こうとしている人へ―文章は「書く」より「直す」意識で
04 適当な言葉、表現が浮かんでこない人へ―言葉が”泉のように”湧いてくる体質になる!
05 ついつい先延ばししてしまう人へ―メモの活用~印象が鮮烈なうちに書く
06 いつもゼロから書こうとしている人へ―アイデア次第で効率化できること
あとがき センスとは、読み手について考え抜くこと
いかがでしたか?
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きちんと伝わる!センスのよい文章の書き方第1章~第7章の書評は掲載予定です。
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とても良い本でした。
赤羽博之さんありがとうございます。
次の本も楽しみです~
それでは!
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